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愛媛県の山奥で、炭素循環農法を実践中。 畑の様子、出荷品、生産物を利用した料理等を紹介。

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畑の戦闘部隊を紹介するカテゴリー「ハンターズ」ですが、今回はチョットグロテスクです。
耐性の無い人は見ないでね。

有機栽培や、自然栽培をしていて問題になる害虫の一つにナメクジがいます。
夜行性のかれらを畑で見つけるようになると既に相当侵略されていると考えてよいと思います。
なんとなく生育が悪い、何かに食われた後はあるのだが本体が見つからない、葉先だけおかしい等の症状が顕われたら既に王手がかかった状態でしょう?

このナメクジ、実は無敵に近い存在です。
雌雄同体で猛烈に増殖する上、有力な天敵がほぼ壊滅状態なので手におえません。

天敵の代表はヒキガエルですが、大型のカエルはドンドン減っています。
自然がのこっているはずの愛媛でもレッドデーター入りは時間の問題でしょう。
もう一つの天敵、それがコウガイビルです。

廃菌床の穴の中に緑色のヌルヌルした物がみえますか?

恥ずかしがり屋さんを無理やり取り出しました。

うん、気持ち悪い。
このまま放置すると1mくらいまで伸びます。
名前にヒルがついてますが、プラナリアの一種だそうです。
プラナリアですから、口はお腹にあって、ちぎっても再生して2頭になる・・・
とんでもないやつですが、ナメクジを捕食するお友達です。
出会う事があったらそっとしておいてやって下さい。
陰でいっぱい働いてくれているとおもいますから・・・・


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畑を拡張すべく開墾中ですが、ススキの株の中にカマキリの卵を発見しました。

彼らは来年の親衛隊として採用します。
春先に孵化した彼らは初期にはアブラムシ等を主食にしており、テントウムシが本格的に活動し始めるまで畑を守ってくれます。
その後は次第に大型の幼虫を食べ始め、最後はセミや蛾を食べてくれます。

卵塊はホッチキスで隣接する柿の木に止めておきます。

あとは彼らの運次第、生き残ってしっかり働いてもらいたいものです。

天敵防除とたんじゅん農法について
たんじゅん農法が上手くいけば防除は必要なくなるとの事ですので、最終的には問題にならなくなるのでしょう。
しかし、のらは農業収入を生活の糧としようとしているのですから販売を停止する訳にはいきません。
そこで、転換中と言えども自然農法で得た知識はたんじゅん農法の趣旨に矛盾しない限り総動員します。
「反自然でなければ何をやっても良い」がたんじゅん農法の基本姿勢なのですから・・・

畑の近況 その1


ジャガイモとレタスの畝です。
ジャガイモは順調ですが、発芽が例年より2週間遅れています。
後は初霜が2週間遅い事を祈るのみです。

レタスは少しは大きくなってきました。
やはり生育にムラが出ています。
全体として生育が遅く、結球までは持ち込めそうですが出荷可能サイズまでは大きくなりそうにありません。

今週末は高松まで受験に向います。
「配電・制御盤検査技能審査」の試験です。
兼業農家としては百姓ばかりしてはおられません。
農業収入が多くなれば・・・生き方もかわるのですが・・・
今年の4月頃に砥部町のヤマモモの木に群がっていたサシガメを自給用畑の近くの柿の木に数匹放しました。
思えば今年、柿の木にイラガが少なかったような・・・彼らが守ってくれたのかもしれません。(春の遅霜で花芽が壊滅、加えて今年は裏年なので柿の実は全くありませんが・・・・)
その柿の木に子供がいっぱい生まれていました、なんだか嬉しい。
同じ個体の子孫と断定できる根拠などなにもありませんが、定着には成功したようです。



まだ飛べないようで、うじゃうじゃ歩き回っていました。
赤い奴は脱皮直後と思われます。
昆虫類の同定は難しいのですが・・・・ヨコヅナサシガメと信じています。。。

色々悪さをするカメムシですが、天敵防除をしたくても適当なものがいません。
蜘蛛類でも極一部のものしか捕食しないようですし、もちろんカエルは手も足もでません。
サシガメ類はカメムシも捕食する数少ない天敵の一つです。
仲良く暮らしていきたいものです。

これも稀にですが人を刺すようです・・・・とっても痛いとか・・・・
お手柔らかに願います・・・
都会から田舎に引っ越してくると自然から受ける脅威が結構ある。
毒蛇、ムカデ、ハチ、命にかかわる事は稀だが怖い事に変わりはない。
引っ越して最初の3ヶ月は照明を消して寝る事ができなかった・・・

物置きの壁に今年もアシナガバチが巣をつくった。
彼らは生まれついてのハンター、作物の周りを飛び回って害虫の幼虫を取ってくれる。
刺されるのは嫌だが愛すべき仲間であった。

一週間程前から巣がスズメバチに襲われていた。
巣を守るべき親達は無抵抗に殺されていく。
そして大切な幼虫がぐちゃぐちゃに噛み砕かれて持ち去られていく。
やがて成虫達は何事もなかったかのように狩りに出かける。
そこには残酷だが一定の調和が有るように思えた・・・・

今日確認すると・・・



全滅していた・・・・
スズメバチも冬を目前にして必死なのはわかるのだけれど・・・

外国に南の島の領有権を侵されて、それでも「冷静な対応を」とか「武力抗争は憲法で禁止されている」とか言って相手が引き下がるのをヘラヘラ笑って待っている国にまた来る春があるのだろうか??

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農家だと信じてます
自己紹介:
普通じゃない事は良い事だ。・・・と思い続けて、気が付けば50歳を超えてました。
さて、高齢新規就農はうまくいくのでしょうか??
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